COLUMN STAFF

vol.24

スケートボード・キャンプ

Hideyuki Okumiya

屋宮秀行

(Snow Peak 横浜みなとみらい 店長)

2019SSのアパレル・ルックブックにはパリを代表するスケートボーダー、Magenta SkateboardsのSoy Panday氏がモデルとして起用されています(彼のビデオパートは全部お気に入りで、予備動作の無いなめらかな滑りは唯一無二。キックフリップがオーリーに見えるぐらい軽い)。申し遅れましたが、スノーピークの東南アジア系多国籍社員こと屋宮秀行と申します。よろしくお願い致します。

僕の趣味は、スケートボードに乗ることです。と、言いたいところですが、僕は生粋のスケートボーダーではなく、一介のキャンパー。べらぼうにスケートボードが上手いわけでもないので、スケートボードの技とかスタイルとかに言及するのは恐縮です。なので「スケートボード好きのキャンパー」としてお付き合いいただければ幸いです。

スケートボードに乗るのが上手くなるには、なかなか時間がかかります。単純に難しいし、練習場所も少ない。また東京都内でいきなり始めようものなら、騒音問題とか道路に飛び出して危ないとか、さまざまな問題に直面します。2020年のオリンピック競技になりましたが、専用施設はいまだに少ないのが状況なのです。

しかしスケートボードは、別に上手じゃなくても楽しめる乗り物。単純に乗って移動するだけでも一日中楽しめるぐらい魅力のある遊び道具です。そこで「キャンプの一環として気軽にスケートボードを楽しんだらどうだろう?」ということで、スケートボード場が併設してあるキャンプ場を探してみました。すると、首尾よく関東圏内にいくつか発見。さっそく、仲のよい社員と行ってみました。

まず向かったのが、埼玉県の北西部の観光名所として知られる長瀞にあるアメリカンなキャンプ場「フォレストサンズ長瀞」。その敷地内には関東圏最大級の室内スケートボード場が併設されています。路面もつるつるで、転んでも痛くないし、雨が降ってきても安心して楽しむことができます。テントサイトも整備されており、炊事場なども綺麗。初めてスケートボードキャンプをするには最適な場所だと思いました。
初めて訪れたときは台風が接近中で、テントではなくトレーラーハウスに泊まらせていただいたのは内緒にしておきたい…。そんな天気だったにも関わらず、後輩社員の山本君と小林君が「キャンプできますか?」と聞き、「キャンプは初めてですか?」と言われたのが懐かしい思い出です。

続いて行ってきたのは、千葉県柏市のみどり豊な場所にある「柏しょうなんゆめファームキャンプ場」。アスレチックがかなり豊富で、木の上を移動する大掛かりな設備まであり、大人も子どもも楽しめます。スケートボードパークも敷地内にあり、自然の地形を活かした作りで、中級~上級者が楽しめるアイテムが揃っています。初心者が安全に滑れるフラットな場所もあります。

今のところ訪れることができたキャンプ場はまだ二箇所ですが、都内には「城南島海浜公園」、千葉県野田市の「清水公園キャンプ場」と、意外と多くあるようです。スケートボードは2020年オリンピックの公式種目として認定され、競技としての側面も強くなりましたが、ファッションやカルチャーとしての側面もあり、自由に誰でも楽しめるものだと思います。気軽にキャンプとスケートボードを体験してみてはいかがでしょうか。
同行した同僚も、初めてスケートボードに乗る人がほとんどでしたが、かなり楽しめたようですよ(後日、筋肉痛になっていましたが 笑)。

スケートボード・キャンプ
スケートボード・キャンプ
スケートボード・キャンプ
屋宮秀行(Snow Peak 横浜みなとみらい 店長)
おくみや・ひでゆき/福岡大学卒業後、2010年4月スノーピークへ新卒社員として入社。今はないスノーピークストアモザイク銀座阪急店で勤務をスタートし、さまざまな店舗を経験。子どもが2歳になり、ファミリーキャンプも本格的に。