COLUMN FOODS

vol.01
ナナツノツキノ

米農家が語る、野外で美味しくお米を炊く方法

Mayumi Hasegawa

長谷川真弓

(ナナツノツキノ)

普段の食卓でもキャンプでも、美味しいご飯って幸せですよね。

特に野外でお米を炊く際におススメなのが、ダッチオーブンを使用する方法。小さいサイズのものを使うと、少量のお米でも美味しく気軽に炊けます。

まずは米をといだ後、夏は30分、冬は50分ほどザルにあげ給水させます。場合によっては、自宅でザル上げしたものをジップロックなどに入れて持参すると、時間短縮になります。これは、とある料理家も推奨されている洗い方・給水の仕方ですが、同じお米を使っても透明感がでて、美味しく炊くことができます。

炊く際に加える水は、米1cupにつき約1.4倍の210ccほど。次に炊き方。強火にかけ蓋がゴトゴト音を出し吹き出してきたら、弱火で20分ほど更に火にかけます。硬さの好みがあるので、弱火にかける時間を調節してみてください。最後に30秒ほど強火にかけ、火を止めます。炊き上げの後半は、蓋を開けてしっかり観察してみることが重要。香りも目安になります。そのあと10分ほど蒸らします。最後は天地返しをする感じで底から混ぜ、味やお米の硬さを全体的に均します。

基本をおさえたらぜひ挑戦してもらいたいのが、白米、玄米、雑穀米など、その日の料理や健康状態にあわせたお米ライフを楽しむこと。炊き方は諸説ありますが、まずはやってみることが大切。時期によっても、お米の乾燥具合が違うので、変化を楽しんでくださいね。更に上級者は、旬の食材を使った炊き込みごはんや、野草を摘んで野草粥など、その土地や季節を更に満喫するための一工夫を。

米農家が語る、野外で美味しくお米を炊く方法
米農家が語る、野外で美味しくお米を炊く方法 写真上:長谷川夫妻とその田んぼ。田植えや稲刈りの時期を中心に、農業体験も実施中。写真下:季節の野菜や山菜を自分で収穫して炊き込みご飯にするのも楽しい。こちらは、近所で採れたウドの炊き込みご飯。因みに、ダッチオーブンでの炊飯は、普段からキッチンで使うのもおススメですよ。

長谷川真弓

はせがわ・まゆみ/岩手県北上市で自然栽培の酒米や古代米を作る、アラフォーのお米農家です。

ナナツノツキノ

http://nanatsunotsukino.com